自費出版 本の体裁

広報社の自費出版 ひとくちに本づくりといっても、内容に適した判型や書体、装丁の決定、原稿量に応じたページ数や割付の決定等、各工程で専門的な知識が必要になります。
 この工程はあたかも注文住宅の建設に似ています。アーキテクチャはあなたの家族構成やライフスタイル・好みにあわせて、数ある建材や部材を組み合わせてデザインの提案をすることでしょう。その提案が気に入らなければ修正を求めます。そしてできあがった設計図に基づいて建設会社が施工します。あなたは施主、編集者が設計士、印刷・製本会社が建築会社、と考えていただければよろしいかと思います。
 家ができあがるまでをワクワクしながら待つのと同じく、本づくりのプロセスを楽しみ、納本されるのをワクワクしながら待ってください。あなたの知的活動を的確にイメージした住まいが本というカタチになります。

 さまざまな判型から最適のものを
四六判 127ミリ×188ミリ 歌集、句集、詩集、小説、自分史、エッセイ
A5判 148ミリ×210ミリ 専門書、実用書、句集・歌集・写真集・文芸誌
B5判 182ミリ×257ミリ 研究書、論文、記念誌
A4判 210ミリ×296ミリ 研究書、論文、記念誌、写真集
定形外・大判型   写真集、画集、絵本 等

 高級感を出すには(製本の種類)
上製本 綴じた中身を背固めし、ポール紙の表紙でくるんだもの。中身の保護のために表紙を中身の寸法より出っ張らせてある。耐久性が高く、高級感がある。
並製本 綴じた中身を表紙でくるんで、表紙と中身を一緒に断裁して仕上げたもの。

 本の第一印象はまず表紙から

 一般的に表紙素材には、布と紙が使われています。
布を使う場合は、上製本となります。この場合、表紙への印刷はできませんので、箔押しとなります。紙の場合は上製本・並製本のどちらでもできますし、印刷・箔押しともに可能です。

 用紙の選択にも意味があるのです

・目にやさしい書籍用紙……………一般書籍向け
・廉価できれいな上質紙……………並製本の論文、研究書向け
・カラー印刷が美しいコート紙……写真集、記念誌、絵本向け

 読み易い組体裁・美しいレイアウトで読者を魅了

 縦組み、横組みは内容等に合わせてご自由に設定いただけます。価格に影響いたしません。
格調の高い本にするため、内容に応じて最適のレイアウト(頁当たりの文字数、行間、縦組・横組等)をご提案させていただきます。

 原稿量やレイアウトに応じてページ数が決まります

 例えば128ページの本なら、歌集、句集は1頁に3首(句)掲載した場合で約300〜360首(句)収録、エッセイや小説等なら1頁800字見当で90,000〜102,400字(400字詰原稿用紙約220〜256枚)が収録可能。レイアウト次第で頁数の増減は、ある程度調整できます。

 専門家にお任せしたいという方に

 句集、歌集及びエッセイ、回顧録等に一般的に使用されている体裁のパターンをモデル仕様タイプとしてご提案しております。
モデル仕様タイプをご利用いただくことで、編集上のレイアウトや本の素材をある程度お任せいただき、割安な費用で、書店の棚に並んでいる本と比べても遜色のない格調を備えた本を、短期間で作ることができます。