自費出版の書店流通について

広報社の自費出版  小社で制作された本は、お客様のご希望があれば書店に流通させて販売することもできます。この場合、別途経費が発生することと、書籍の流通ルールに基づく若干の制約があることをご承知おきください。

 本の流通の仕組み

 一般的に本の流通は、出版社(メーカー)→取次(問屋)→書店(小売り)→読者(消費者)という経路をとります。この流通ルートに乗せるには取次に口座開設している出版社から出版しなくてはなりません。また、本の販売は委託制となっており、流通経路に乗った後でも売れなければ返品されます。流通させる部数が多ければそれだけ多くの人の目に触れ、売れるチャンスも多くなりますが、部数の判断は取次が行います。書店における陳列も書店の判断となります。ただし、取り寄せ注文は全国のどの書店からでもできます。

 当社の提供する流通サービス

 当社で制作された本には日本図書コード(ISBN)と定価が付され、トーハン、日販といった取次経由で書店に配本されます。この場合発行元はお客様、制作・発売元は当社と、奥付に表記されます。販売期間は原則12ヶ月間となります。

 販売のための費用

 当社の費用として販売業務委託料と納品・返品手数料がかかります。販売業務委託料は取次の配本や当社の在庫管理料です。納品・返品手数料は取次への納品・返品の実費です。
販売業務委託料
90,300円を販売契約時に申し受けます
納品・返品手数料
(納品部数+返品部数)×税込定価×5%を精算時に申し受けます。

このほか、取次・書店のマージンが税込定価の40%かかります。

 売上金の精算

 精算金額は税込定価×60%×売上部数から納品・返品手数料を差し引いた金額となり、ご契約から1年後の精算となります。