自費出版でよくある質問

広報社の自費出版  自費出版に関して当社に寄せられるお問い合わせのうち、お客様に共通する一般的な疑問をQ&Aにまとめてみました。ここでは個別の質問にはお答えしていませんので、お客様の具体的な疑問・質問は電話またはお問い合わせをご利用ください。

 費用に関するもの
Q 本をつくるのに、どれくらいの費用がかかりますか?

A 内容、ページ数、つくり方、部数などによって本当に様々です。まずは、あなたの本のイメージを固めてご相談ください。
 当社では句集、歌集及びエッセイ、回顧録等に一般的に使用されている体裁のパターンをモデル仕様タイプとしてご提案しております。当HPの標準的な仕様と費用をごらんになれば、大まかな費用の目安になると思います。また、仕様が決まっているお客様は見積もり依頼からお申し込みください。

Q 見積りの金額には何が含まれているのでしょうか?

A 編集、組版、校正、装幀デザイン料、印刷、製本、納品時の著者への送料など本づくりのすべての工程についての料金です。なお、書店流通をご希望の場合は、別途費用がかかります。

Q 自分史を本にしてみたいと思っています。見積もりをお願いしたいがどうすればよいか教えて下さい。

A お見積もりをするには、判型、部数、製本方式、装丁、本文ページ数などの仕様を決めていただかなければなりません。見当がつかない場合はご相談に応じますので、一度お電話ください。なお、自分史ですと、当社がご提案する標準的な仕様で立派な本になります。標準的な仕様と費用をごらんになれば、費用の目安がおわかりになるでしょう。その上で、ご希望によってはカバーや外函のオプションをお選びになればよいと思います。

Q 自分史の自費出版を考えています。口述聞き取りで物語り風に原稿を起こしてほしいのですが、対応できますが。

A もちろんです。ベテランライターを派遣します。ただし、この場合は、通常の本づくりとは別途に料金がかかります。

Q 標準的な仕様と費用をみると、例えば100部数と1000部数を比べると、冊数は10倍になっているのに、値段の差はわずかですよね。これはどういうことですか?

A 本をつくる上で、100部と1000部のコストの差は紙代、印刷製本代です。それ以前の工程である編集、組版、製版、装丁デザインは100部でも1000部でも同じコストがかかります。それでこのような価格体系になっているのです。
 また、つくった本が足りなくなって少部数を追加印刷する場合は、1部あたりでみると、初刷りに比べて相当割高になりますので、ご注意ください。

 制作・編集に関して
Q 本をつくるのに、どれくらいの期間がかかりますか?

A 一般的には2〜3ヶ月はかかります。しかし、句集や歌集で原稿はデータ化されているケースでは、1ヶ月半で納本できることもあります。ご希望の納本日がおありでしたら、ご相談ください。

Q 何部からつくれますか?

A 極端な言い方をすれば1部からつくることができます。ただ、通常のオフセット印刷では、1部でも500部でも印刷料金はほとんど変わりません。印刷以前の工程は部数と関係なく一定ですので、結果的に部数が少なければ、1部当たりの単価は非常に高いものになります。現実的な最少部数は100部くらいが目安でしょうか。少部数に適したオンデマンド印刷というものもありますので、本の内容によってはオンデマンド印刷でコストダウンを提案させていただきます。

Q 原稿は手書きとパソコンで入力するのとどちらがいいですか?

A どちらでもかまいません。お客様が原稿にまとめやすい方法を選んでください。ただ、手書き原稿の場合は、テキスト入力料金が1文字あたり0.8円別途にかかります。
 手書きの場合は、原稿用紙を使った方が文字数を数えたり書き直したりするのに便利ですが、大学ノートでもチラシの裏でもかまいません。手書きでもパソコンの入力でも、全体の文字量は費用や本づくりで重要な要素となりますので、把握しておくことをお勧めします。
 パソコンやワープロのデータは、テキスト形式で保存してください。その際、プリントアウトした原稿を添付してください。なお、デジタルデータの原稿でも、DTPのアプリケーションで組版しなおしますので、組版代がかからないということにはなりません。もちろん、プリントアウトしたものを版下として使用することも可能ですが、本の完成度という点からはおすすめできません。

Q 本をつくるのにどれくらいの分量の原稿が必要ですか?

A 上製本だと96頁くらいないときれいに仕上がりません。並製本でも48頁分くらいの厚さがなければ、背に書名は入れられません。ページ数は総原稿量÷ページあたりの文字数で決まりますから、例えば1行40字詰めで1ページ16行のレイアウトとすると、1頁あたり640字ですので、96頁の上製本で640×96=約61,440字です。これに見出しの分や写真や図版、目次、はしがき、あとがきなどが加わります。句集や短歌集ならば、1頁にいくつ入れるかを考えて計算してください。

Q WORDで原稿をまとめようと思っていますが、用紙サイズや字数など決まりはあるのでしょうか?。また本のレイアウトはWORDのレイアウトが反映されるのでしょうか?

A WORDでお作りになったディジタルデータのうち当社が編集上で使用するのはテキストデータのみですので、WORD入力の際、用紙サイズや字数行数などは無視してかまいませんす。
 また、テキストデータをDTP専用のアプリケーションソフトと印刷用のフォントを使ってレイアウトし直しますので、WORDでの指定は無視されます。

 書店流通について
Q つくった本を書店に並べたいのですが

A 当社で制作された本は、お客様のご希望があれば書店に流通させて販売することもできます。詳しくは書店流通についてをご覧ください。

Q 委託配本ではたとえば、私の住まいのある千葉市の書店を重点にすることはできますか。また、千葉市の大型書店には何冊ぐらい配本されますか

A 委託配本のシステムではお客様の希望の冊数を取次店に依頼いたしますが、最終的な配本冊数は取次店の判断となります。持ち込まれた見本を見て、取次店が判断した結果、配本冊数が希望の冊数を大きく下回るケースもあります。
 また、委託配本をする書店や配本冊数を指定することはできません。さらに書店での陳列方法も指示することができません。各書店での判断となります。